宇宙ちゃんねる (Uchu Channel)

宇宙ちゃんねる(Uchu Channel)を通して現役ロケット開発者がわたし自身が語る、ロケット開発の生の声、宇宙や星に関するいろんな情報を発信しています。 そして、この発信からいろんな人に宇宙に興味をもってもらいたい、日本の自然科学・宇宙産業をもっと活発にしたいと思っています。

”ワインの栓コルクがロケットを守る”という時代の終焉 新たな材料で進化する!

地球の大気を突き抜けて、宇宙へ進むロケット その過程、ロケットは超高速で進むので、表面温度は空力加熱:空気の吹き溜まりができ、その中の分子の活動が超活発に動く運動エネルギー⇒熱エネルギーとなり約300度ほどの高温になる。 その為、ロケットには耐…

命の誕生に迫る惑星探査機の推進エネルギーもクリーンな時代に!

1997年、アメリカから一つの惑星探査機が打ち上げられた。その名は”カッシーニ” 「地球は太陽の中心を回っている」と”地動説”(この頃は地球を中心に回っている”天動説”が宗教上の観点からも根付いていた)に賛同した中世の天文学者”ガリレオ”が望遠鏡で土星…

”分離→加速”を繰り返すことで、宇宙まで行けるようになったロケット、その分離する方法は?  

最近では世界で大小問わず日常的に打ち上げられるようになったロケット 日本では大型ロケット”H2A",堀江さんが出資しているインターステラテクノロジーの試験ロケット "MOMO"など年間で10回ほど打ち上げられている。 ロケットが宇宙まで行くというと高度100…

日本のロケットは世界のロケットに対抗できるか(小型ロケット編)

本日は小さいロケットの話 2018.2月にテスラロードスターを打ち上げたスペースXのファルコンヘビーのような大型ロケットがある一方、初期の携帯電話がそうだったように、人工衛星が小型化が進み、機能を絞った10センチ角のサイコロのような超小型衛星を代表…

群馬高専の超小型衛星と群馬で作られるイプシロンロケットのコラボ

7/4のヤフーニュースにも取り上げられた上毛新聞の記事 昨年の12月にJAXAが公募した ”革新的衛星技術実証2号機のテーマ公募”で採択された超小型衛星は群馬高専と高知高専が主体となって他高専と一緒に製作をすすめているものだ。 テーマは漢字の羅列でわかり…

”子供のうちから宇宙エンジニアのベースを” 宇宙ちゃんねるが考える「理科で宇宙を考える」

”男の子の小学生がなりたい職業”で「宇宙飛行士・宇宙関連」は2015年の4位からは落ちたもののの、15位ぐらいとまだまだ上位にある。最近ではユーチューバー(6位)がかなり人気ですが・・・ その差は結局はお子さんの目にどれだけその職業が触れるかで決まって…

宇宙にはどんな宇宙線(放射線)が飛んでいる?宇宙への長い旅での対策は?

宇宙旅行がニュースの話題にもちょくちょく出てくる最近、値段は非常に高額ですが、実際に行く人も出てくると思います。1週間とか程度ならよいですが、ほんとに火星に行くとなると短くても半年、往復では1年以上宇宙空間を旅することになります。 そんな時…

月・太陽の引力のおかげでサーフィンができる地球の海

わたし、宇宙ちゃんねるは会社でロケットを作っていますが、唯一の趣味で”波乗り”(正確にはボディボードにひざ立ちして乗るスタイル)を長年やっています。 最近は、海に行けるのは月1回ほどですが・・・(海なし県はやっぱり遠いので) そんな、サーフィン…

はやぶさ2 インパクター(衝突装置)で使用されたような火薬類は今後の宇宙開発にどう使われる?

4月のはじめ、はやぶさ2に搭載されたインパクター:衝突装置が作動し、つい先日、クレーターがしっかりできている映像が公開されました。 クレーターを作る理由は報道でもある通り、小惑星の表面は長い年月、宇宙線などでさらされ変質が進んでいるため、小惑…

これからの日本のロケットは、アメリカやヨーロッパ、世界のロケットに対抗できるか?(大型ロケット編)

今、日本では次期大型ロケット”H3”の開発がすすんでいる。 これは、現行のH2Aロケットよりも大型化し、より大きな衛星を静止軌道(高度36000kmで地球の自転を同じように動く軌道)に乗せる需要を実現させるためで、打上げコストも約50億円、射場での整備期…

理科で宇宙を考える その1 天気がある地球 天気がない月や金星

理科で天気の授業があります。晴れや曇り、雨の様子を時間ごとに観察し、天気がどう変わっていくかを予測したりします。 大気がないとこのような天気も起きません。大気がほどんどない月のように。 地球は引力によって、窒素や水素を酸素を逃げないように保…

2019年 亥年にふさわしい?猪突猛進型 のイプシロンロケットの打ち上げは間近!

2019.1.18(金) イプシロンロケット4号機は無事に7つの衛星を軌道に投入し、成功しました。複数の衛星があるとロケットとのインターフェース⇒フィットチェック(人工衛星との仮組み)はその分、回数がかかりますが、次回も多くの衛星を載せて、打ち上げていき…

ロケットのネジを1つでも変えていこう!日本の宇宙開発のために

今、日本の宇宙開発より先をいくアメリカ、ヨーローッパ、中国に追いつくのにたりなり要素、世界のお客さんに使ってもらうのに必要な要素、それは コストです。 日本は技術力と言う点では世界トップレベル、打ち上げ成功率も約98%と信頼性は高いものを持って…

”下町ロケット”は終わりましたが、確かに近い未来の人工衛星の使い方はたくさんある

宇宙では、”下町ロケット”を結構、地でいっている宇宙ちゃんねるです。お客さんの多くは、帝国重工ならぬ、M重工ですし。 今回の下町ロケットも善悪がはっきりしていて、”胸が熱くなる場面”多かったですね。なので、みんな観たくなるんだと。あとは持って生…

国主体でもなんでもいいじゃない、とにかくロケットを打ち上げよう!

先日、国内唯一(運用していると言う面では)の中型ロケット”イプシロン 5号機”で打ち上げる人工衛星などが発表されました。 JAXAが公募した中から15件の案件が採用されました。内容としては大きく3つ ①ロケットに使われる部品や装置 ロケットと一緒に打ち上…