宇宙ちゃんねる (Uchu Channel)

宇宙ちゃんねる(Uchu Channel)を通して現役ロケット開発者がわたし自身が語る、ロケット開発の生の声、宇宙や星に関するいろんな情報を発信しています。 そして、この発信からいろんな人に宇宙に興味をもってもらいたい、日本の自然科学・宇宙産業をもっと活発にしたいと思っています。

”下町ロケット”は終わりましたが、確かに近い未来の人工衛星の使い方はたくさんある

宇宙では、”下町ロケット”を結構、地でいっている宇宙ちゃんねるです。お客さんの多くは、帝国重工ならぬ、M重工ですし。 今回の下町ロケットも善悪がはっきりしていて、”胸が熱くなる場面”多かったですね。なので、みんな観たくなるんだと。あとは持って生…

国主体でもなんでもいいじゃない、とにかくロケットを打ち上げよう!

先日、国内唯一(運用していると言う面では)の中型ロケット”イプシロン 5号機”で打ち上げる人工衛星などが発表されました。 JAXAが公募した中から15件の案件が採用されました。内容としては大きく3つ ①ロケットに使われる部品や装置 ロケットと一緒に打ち上…

近いうちに人工衛星をつかってできるようになることのモデル案を考えてみた その①

世界では民間の企業での大型・小型問わずロケットの打ち上げ、人工衛星の製造がここ数年、にわかに活況となっています。代表格はやっぱりスペースXで、皆さんもご存じではないですかね。火星へテスラモーターのロードスターを飛ばしたり、ロケットを再着陸さ…

ロケットの打ち上げ前の機器の異常はどうしてなくならないのか?

天候不順で打ち上げが延びていたH2Bロケットの打ち上げが推進系の異常で打ち上げが直前で中止になってしまいました。具体的には液体酸素の圧力を調整するバルブが既定の圧力に行かない前に圧力が抜けてしまう事象になったということです。会見でもあったよ…

一生に一度は。ロケットの打ち上げをリアルで見たい!

打ち上げの情報など、SNSで発信していると「ロケットの打ち上げをリアルで見てみたい」と言うコメントをもらうことがあります。世界だとそれぞれの国やロケット燃料が少なくて済む赤道付近での打ち上げ場所があるのですが、なかなか海外まではと考えると日本…

これからの宇宙への人類移住計画を考えてみる。

最近、髪を切りにいつも行っている美容院のオーナーに 『宇宙のブログ書いてますよね、いやーすごいですよね』 『ブログ、内容ってわかりやすい?』 『・・・・』 ということで、読んでもらう人にわかりやすく書かなきゃ(じゃなきゃ全然伝わらない)と思い…

15年ぶりの火星大接近は終わったが、実は8月はある意味見ごろ

ニュースでも火星大接近って最近やってましたよね。前回は2003年、ちょっと調べたらこの年に六本木ヒルズはできた年でした、見たぐらいで行ったことまだ、実はないですが。火星は地球のすぐ外を回っている星なんですが、火星の1年は地球の約2倍なんで火星の1…

”宇宙での機動力”も電気エンジンの時代になる。

最近はそこそこ電気自動車を見かけるようになりましたね。まだまだ、ガソリン車なのでちょっと調べてみたところ、完全な電気自動車は新車として販売される0.5%ほどの割合でした。でも、確実に電気自動車にかわる時代はやってきます。”イーロンマスクは世界…

【宇宙×エンタメ】 ”人工流れ星”をつくる!人工衛星できることが増えてきている

タイトルを見て”流れ星”で人工でできるの?っておもったひとがほとんどかもしれません。年に何回かニュースで「今週はしし座流星群がよくみえます」なんていうのがありますし。流星群→流れ星は地球が1年かけて太陽を1周するある場所に”彗星が通った軌道に落…

インターステラテクノロジズ 民間ロケット打ち上げ失敗で感じた日本の宇宙産業にかけているもの

先日、実業家の堀江貴文さんが出資している宇宙ベンチャー:インターステラテクノロジズの2号機ロケットが失敗したときに知人から 「ロケットの打ち上げ失敗ってこんなもんでしょうか?」と質問がありました。 ロケットの開発では基本設計→詳細設計、そして…

はやぶさ2 小惑星リュウグウ到着で地球とのデータのやり取りは何分かかる?

”はやぶさ2”小惑星リュウグウへ到着です。 地球との距離は3億キロ。画像の通信は望遠カメラが小惑星リュウグウをとらえた映像はこんな感じでニュースになっていましたね。 3億キロは地球のすぐ外を回っている火星と地球の距離が標準的に2.3億キロ、そのさら…

工業高校からも”宇宙の仕事チャンス”あり! 宇宙業界就職マニュアル(技能編)

宇宙業界、宇宙関連の会社で働くのは何も理系大学卒の技術者だけではありません。 実際、僕の会社にもいろんな人がロケット作りに携わっています。 これから、”自分でロケットに触ってロケット作りがしたい”と思っている人はどんな技能を身につけるといいか…

宇宙がもっと楽しくなる!宇宙関連の本「宇宙に命はあるのか」の感想

NASAで火星探査機の開発をしている小野雅裕さんの著書。日本人技術者が書いた思えない、作家のような語り口と文章に引き込まれます。そして、2年の歳月をかけて、文字が積み重ねられたことがずっしり感じられる宇宙に関する様々な歴史、現在進行形の最先端…

ロケットの作り方 その⑤ 1段ロケット、2段ロケットをつなぐ接手

以前、”ロケットのものづくり”をやっていたころの僕はこの部分「ロケットの接手部分」が担当でした。(ある意味 僕の専売特許です) この接手部分は文字通り、宇宙空間へものや人を運ぶ多段式ロケットの1段と2段、2段と3段といった各段のつなぎ目となるとこ…

”池上彰の2018年宇宙の旅”でもあった無重力体験はなぜ出来るの?

最近、池上彰さんもTBSで宇宙の2時間番組をやっていましたね。このタイミングで宇宙の番組って何か意図があるんですかね、国が宇宙産業に1000億出資するニュースとかありましたけど。 その中でイノッチが日本でできる”無重力体験”をやっていました。周りの人…